人間のいるところ、かならず生活がある
日本生活学会の100人

vol. 4 石野由香里氏

 

「ん?」をホーリスティックに再現する「応用演劇」の可能性
石野由香里氏(俳優/演劇ワークショップ主宰 早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター助教*)

インタビューアー 真鍋隆太郎(東京大学)、饗庭伸(首都大学東京)
この原稿はスカイプでインタビューを行った原稿をインタビューイー、インタビューアーが加筆するというやりとりを経て作成しました
*所属などはインタビュー時のものです

 

まずは石野さんご自身の研究フィールドとキャリアをご紹介ください

研究フィールド(分野)は、応用演劇、人類学、社会貢献の掛け合わせという感じです。言い替えると、俳優の演技術と人類学的フィールドワーク法を社会のために活かす手法の開発と実践を研究テーマにしています。実践家と研究者のバランスは半々くらいでしょうか。 (さらに…)

vol. 3 須崎文代氏

 

台所を通じて住まいや生活の近代化を明らかにする
須崎文代氏(神奈川大学非文字資料研究センター 客員研究員、相模女子大学・文化学園大学非常勤講師*)

インタビューアー 真鍋隆太郎(東京大学)、饗庭伸(首都大学東京)
この原稿はスカイプでインタビューを行った原稿をインタビューイー、インタビューアーが加筆するというやりとりを経て作成しました
*所属などはインタビュー時のものです(現・神奈川大学工学部建築学科 特別助教 常民文化研究所 所員 非文字資料研究センター 研究員)

まずは須崎さんご自身の研究フィールドとキャリアをご紹介ください

近代住宅史、特に近代の台所史が専門で、住宅用の台所の変遷について研究しています。出身は文化女子大学造形学部生活造形学科の内田青蔵研究室で、建築史を学びました。その後、建築を単体ではなく、まちレベルの集合として捉えたいと考えまして、修士課程では千葉大学都市環境システム専攻へ進学しました。修士在学中には、国費留学で、パリ・ラヴィレット建築大学(フランス)、リスボン工科大学(ポルトガル)へ留学しました。都市やまちづくりの視点から調査研究を行うなかで、変わっていくもの、継承すべきものがあることを実感し、あらためて建築の歴史を学び直したいという意識が養われました。 (さらに…)

vol. 2 沼田真一氏

 

ナラティブ・アプローチで社会をデザインする
沼田真一氏(早稲田大学社会科学総合学術院助手*)

インタビューアー 真鍋隆太郎(東京大学)、饗庭伸(首都大学東京)
この原稿はスカイプでインタビューを行った原稿をインタビューイー、インタビューアーが加筆するというやりとりを経て作成しました
*所属などはインタビュー時のものです

まずは沼田さんご自身の研究フィールドを紹介ください。

研究フィールドを一言でいうと「社会デザイン」です。「社会」の捉え方はさまざまですが、私は社会を人と人の相互行為、いわゆる関係の束ととらえ、ミクロに見ています。ここでいう「デザイン」は、人と人の関係をどう作り出せるのか、その仕組みや仕掛けを意味しています。 (さらに…)

vol. 1 原田陽子氏

 

小さな生活の経済をつくりだす「流しの洋裁人」
原田陽子氏(京都造形芸術大学空間演出デザイン学科 専任講師*)

インタビューアー 真鍋隆太郎(東京大学)、饗庭伸(首都大学東京)
この原稿はスカイプでインタビューを行った原稿をインタビューイー、インタビューアーが加筆するというやりとりを経て作成しました
*所属などはインタビュー時のものです

2014年の生活学会大会で、原田さんの「流しの洋裁人」を見た方も多いと思うのですが、どのようなプロジェクトなのかあらためて紹介してください。

全国各地にミシンと裁縫箱を持参し、その場で服を仕立てるプロジェクトです。服を媒介物に場の設営に関わる人、仕上がりを待つ人などその場に巻き込まれる人すべてをひっくるめた光景を提案・販売しています。場と場、人と場、人と人の交流を廻船しながら生み出すことにより、生活へのまなざし・働き方・今の社会に合った搾取やシワ寄せの無い進化を遂げる糸口のきっかけになるかもしれないとの思いで活動しています。
(さらに…)

「日本生活学会の100人」について

 

「日本生活学会の100人」は、日本生活学会の論文発表者、学会賞受賞者、生活学プロジェクトの採択者から、若手会員を中心に学会員の興味深い活動や思考を掘り起こし、インタビュー形式の記事としたものです。
多分野にわたる生活学会員のことを知っていただくことで、変化をつづけている生活学のあり方を再考する機会、新たな共同の機会を提供できれば幸いです。
企画・担当:情報委員会

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