日本生活学会博士論文賞規定(2014年5月10日制定)
このたび日本生活学会では、研究者の育成・支援と生活学の継承・発展を目的として、博士論文への奨励賞である「日本生活学会博士論文賞」を新たに設置することになりました。
- 授賞の対象は、過去3年以内に学位授与された博士論文とする。
※但し、2014年度のみ2009年4月1日~2014年3月31日に提出された博士論文とする。 - 受賞者の資格は日本生活学会会員とする。
- 受賞者には賞状を授与する。
受賞一覧
【受賞回 受賞年月日 受賞者および受賞作品】
第11回 2025-06-21.(該当者なし)
第10回 2024-06-10. 庄子諒「笑いへの離脱/笑いへの拘束:原発事故後の福島における震災経験とユーモアの生成過程にかんするコミュニケーション社会学的研究」一橋大学
第9回 2023-06-11.(該当者なし)
第8回 2022-06-11.(該当者なし)
第7回 2021-06-12. 吉江俊「首都圏の民間による集合住宅供給における住環境価値の商品化と立地地域の変容」早稲田大学
第6回 2020-06-06. 長岡慶「現代ヒマーラヤ世界におけるチベット医学の制度化と病気治療:インド北東部タワンの暮らしと病いの民族誌」京都大学
第5回 2019-06-08. 武田俊輔「長浜曳山祭の都市社会学:伝統消費型都市の生活共同と社会的ネットワーク」東京大学
第4回 2018-05-26.(該当者なし)
第3回 2017-05-20. 姉崎正治「貴金属鉱業における金、銀、水銀に関する資源・環境問題の歴史的射程から未来へ連動する文理融合研究:ポトシ銀山技術の再評価および小規模金採掘の地域再生、都市鉱山の開発を包摂する持続可能性原理の討究」大阪大学
第2回 2016-05-21.(該当者なし)
第1回 2015-05-23. 須崎文代「明治・大正・昭和初期の検定済高等女学校用家事教科書にみる日本の台所の近代化に関する研究」神奈川大学
日本生活学会博士論文賞選考要項
- 受賞者の選考は選考委員会が行い、理事会で決定する。
- 選考委員会は理事会が指名したものをもって構成する。選考委員長は学術委員長とし、委員は会員から選ばれる。また、選考委員会の判断により必要に応じて選考委員以外の者に査読を委嘱できる。
- 授賞式および選考報告は、日本生活学会の総会において行う。
以上
日本生活学会博士論文賞申請書類
申請書類一式は、以下の通りです。
- 対象論文 1 部
- 記録媒体に保存した PDF ファイルなど電子データ
- 生活学会会員による推薦書1通(A4・1枚程度、生活学的な意義や今後の展開に関する所見を含む。同一の募集時期に推薦者は複数の論文を推薦することができない)
- 論文の要旨(2000 字程度)
- 業績の概要(テーマ・方法・内容の独創性や将来性、生活学の発展に寄与する点を含む。1000 字以内)
- 博士論文賞申込書
申請書類のうち、以下の書類にはフォーマットがありますので、活用ください。
update: 2025-08-04