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第52回研究発表大会

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大会終了のご挨拶

日本生活学会会員のみなさま

日本生活学会第52回大会は、福島学院大学駅前キャンパスにて実施され、終了致しました。

6月20日(金)には、原子力発電所の被災後の廃炉作業所や中間貯蔵所の見学が行われ21名が参加しました。21日(土)は、総会に引き続き、和崎先生の名誉会員授与式後のご講演と、75名が参加し16名が発表を行ったラウンドテーブルセッション、および57名の参加した懇親会が実施されました。また22日(日)には、33のエントリー演題による口頭・ポスター発表があり84名が参加し、議論と交流を深めることができました。

無事に開催できましたことをご報告するとともに、ご参加のみなさまのご協力とご支援に心より御礼申し上げます。大会の運営にあたりましては、不行届きの点も多々あったかと存じますが、なにとぞご寛容下さい。略儀ながら、Web上よりご挨拶申し上げます。

2025年6月23日 大会実行委員会一同

===(以下は開催までのお知らせログです)===

  • 2025-06-12.【重要】宿泊関係書類に関するご協力のお願いを掲載しました。
  • 2025-04-28.大会スケジュールを公開しました。
  • 2025-04-12.名誉会員候補者のお知らせを掲載しました。
  • 2025-03-18.大会の参加申し込みを開始しました(Peatixページ完成のお知らせ)。
  • 2025-02-12.大会のラウンドテーブルへの応募、エクスカーションへの応募を延長しました。
  • 2024-12-28.第52回大会ページ(このページ)を公開しました。

【重要】学会参加にあたっての宿泊関係書類に関するご協力のお願い(開催校事務局より)

学会参加にあたっての宿泊関係書類に関するご協力のお願い(開催校事務局より)

  • ※エクスカーション参加ご予定の方には、別途すでにご連絡を頂戴しております。

平素より大変お世話になっております。

6月21日・22日の第52回日本生活学会研究発表大会にあたりまして、開催校事務局では、大会開催費用の圧縮を図り、学会財政への寄与を図る観点から、コンベンション補助金やエクスカーション補助金を福島県および福島市に申請することを考えております。

そのため、福島市内または福島県内での宿泊ご予定について、今次大会に参加登録をされておいでの会員の皆様には、6月初頭に電子メールで本件のお伺いをお送りしております。ただ、メールが届いていない方などもいらっしゃるかもしれません。

下記、事務局が作成いたしました宿泊ご確認用のGoogle Formでございます。あくまで「ご予定」をお伺いするものであるのですが、参加ご予定の皆さまにおかれましては、どうか入力につきご協力賜れましたら幸甚に存じます。

なお、本件のフォームに関するお問い合わせは田川 tagawa.hiroyuki@fukushima-college.ac.jp までお願いいたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。

開催校事務局 田川

大会スケジュールのお知らせ

52回大会の研究発表等のスケジュールが決まりました。ご確認ください。
大会当日にお会いするのを楽しみにしております。

名誉会員候補者のお知らせ

2025年4月12日の理事会において、名誉会員の候補者として、和崎春日 会員を推薦することが合意されました。2025年6月21日に開催される総会において、理事会として推薦いたします。

第52大会参加申し込みPeatixページのお知らせ

生活学会会員の皆様へ

52回大会の参加申し込みのPeatixページが完成しましたので、お知らせいたします。

今回は福島を大会会場にさせていただき、交通にご負担をおかけしますことをお詫びいたします。福島は2011年の東日本大震災を経て少子高齢化が進む中、人々は豊かな自然と歴史、温泉や郷土食、民俗と建築遺産を大事にして生き抜いています。今回は、6月22日の一般研究発表の他、6月21日のラウンドテーブルセッションは、シンポジウムとして、生活学の新方向の研究と災害の時代の生活研究を参加者全員で共有し議論する機会となっています。多くの皆様が大会においでくださるのをお待ちしております。

6月21日、22日のそれぞれの下記のページから、登録期限5月10日までに、お申し込みと必要な情報の記入、参加費の支払いをお済ませください。

何か問題があれば、52回大会事務局(lifology2025@gmail.com)にご連絡ください。

52回大会実行委員会

第52回 日本生活学会研究発表大会開催のお知らせ

1 大会テーマ:「いま‘生活学’はいかに可能か」

1970年代初頭に日本生活学会が創設されてから50年を経て、2023、2024年度の大会でその振り返りを行いました。多様な研究領域の展開、実践活動、研究方法の創出の様子が披瀝され、生活研究の意義を改めて共有する機会となりました。また、コロナ禍を超えて、生活に焦点を当てた優れた論文や著作が発表された2年間でした。

しかしその一方で、改めて「そもそも生活学の目的は何か?」「生活を研究するという事は、その現象や歴史的変化を個別・客観的に扱うことで十分なのか?」「生活学の実践活動を研究対象とする学的基盤はどう構築できるか?」などの問いが明らかになりました。それは、50年を経て「生活学」の学問としての独自性や存在意義が改めて問われていることを示しています。

振り返ると、今和次郎が生活学を最初に構想した戦時中から、戦後の多様な研究者たちによる生活科学の研究、そして1970年代初頭に生活学会が創設された段階へと、「人間として生きることの意味」を問う視点と「生活の個別の事象を分析」して社会を問う視点との両輪が生活研究の基盤となってきました。それは現在も学会員に継承されていると思います。しかし現代社会の大きな変化の前で、それはどのような意味を持ち、学的にどう可能か?上記のような問いが明らかになっている今、学会員全員でオープンに議論し生活学のこれからを考える「シンポジウム(話し合い)」の機会を設けて、新たな生活学のあり方を皆で考える手掛かりにしたいと思います。

通常の大会論文投稿と並行して、より気軽な議論や疑問、提案の場としてラウンドテーブルセッションを予定しています。下記のように二つのテーマを設けますので、奮ってご参加・ご協力くださいますようお願いいたします。

2 学会開催地:福島学院大学・駅前キャンパス

3 開催日時:2025年6月20日(金)〜6月22日(日)

  • 6月20日(金):エクスカーション
  • 6月21日(土):総会・各賞授賞式・ラウンドテーブルセッション
  • 6月22日(日):研究発表・ポスター発表

4 参加登録・参加費

※ 支払い方法も含め、後日ご案内します。

5 一般研究発表・ラウンドテーブルセッションの応募と発表についての概要

【発表応募資格】

2024年度会費を完納した会員(連名者も含む)。新たに入会手続きをする場合は、下記の応募期間最終日までに手続きを完了して下さい。

【発表応募方法】

(1) 一般研究発表(口頭発表、ポスター発表)

生活学に関連する幅広くオリジナルな研究を募集します。
発表者登録フォームから、筆頭発表者のメールアドレス、発表者全員の氏名・所属・会員種別、希望する発表の種類(口頭発表・ポスター発表の別)、発表題目、発表要約(200〜400字)、を入力して下さい。入力に当たっては、フォームに記載されている注意事項をよくご確認下さい。

発表者登録フォーム(一般研究発表:口頭発表、ポスター発表)https://forms.gle/VWwNwpRi7rFQbuv19

(2)ラウンドテーブルセッションの発表

第52回大会シンポジウムとして次の2つのテーマで発表と議論を行います。

A 「いま ‘生活学’ はいかに可能か」

(例)

  • 「生活学」の成り立ちと「生活」研究の歴史変化から再考するその社会的意義と研究目的・方法
  • 現代社会における「生活」研究の展開の可能性と限界
  • 「生活研究」の実践の可能性と課題

B 大会開催地特別テーマ「災害被災地の復興に生活学は何ができるか」

例:

  • 常態化する被災と復興から考える「生活」の持続性と適応性への「生活学」からのアプローチ
  • 「生活」研究から考える被災の政治社会学やメディアの二次被害に対するアプローチ

発表者登録フォームから、筆頭発表者のメールアドレス、発表者の氏名・所属・会員種別、希望する参加セッションのテーマ、発表題目、発表要約(200〜400字)を入力して下さい。入力に当たっては、フォームに記載されている注意事項をよくご確認下さい。

発表者登録フォーム(ラウンドテーブルセッション)
 https://forms.gle/mKUsDJhRvWaSYnhL6

【発表応募期間】:一般研究発表・ラウンドテーブルセッション

2025年1月10日(金)〜2025年2月10日(月)(締切日厳守)一般研究発表は締め切りました。ラウンドテーブルセッションは2025年2月28日まで延期しました。

【発表者の決定と通知】

発表題目・内容についての理事会における承認の後、会費納入の確認がとれた応募者のみに大会実行委員会事務局より3月中に通知します。

【梗概集原稿の提出と締切】

発表が決定した応募者は、以下の要領で梗概集原稿を大会実行委員会事務局宛に電子メールで送付して下さい。
メール送付先: lifology2025@gmail.com(第52回大会実行委員会事務局)

  • 一般・ポスター 締切:2025年3月20日(木)(必着)
  • ラウンドテーブル 締切:2025年3月20日(木)(必着)

※期日までに原稿の提出がない場合、発表を辞退されたものとみなします。原稿の作成・提出にあたっては、学会ウェブページ「梗概集投稿規定」https://lifology.jp/research/を参照の上、「梗概集フォーマット(PDF版)(word版)」を使用して下さい。

【発表時間等】

  • 口頭発表:発表20分+質疑応答10分(発表数等により変更になる場合があります)
  • ラウンドテーブルセッション:未定
  • ポスター発表のパネル:A1サイズ 2枚程度の大きさに収めて下さい。ポスターは当日午前中に各自で掲示して下さい。

6 エクスカーション

  • 【テーマ】: 福島の東京電力原子力発電所の東日本大震災被災遺構と関連施設の見学
  • 【スケジュール】:2025年6月20日(金)8:00 福島駅集合。福島駅に18:30帰着後解散。 バスで中間貯蔵所見学、道の駅浪江で昼食、その後にFレイの廃炉現場見学。車内で語り部さんに被災の時のお話を伺う。
  • 【参加費】:7000円(予定) ※バス代+語り部さん報酬
  • 【応募資格】:学会会員、およびその同伴する(学生会員でない)学生。また会員以外でも会員の紹介がある人選考の際には、52回大会参加申し込みをした方を優先します。多数の場合は10日までに申し込んだ人、大会参加者を優先し、抽選で決定。
  • 【募集人数】: 40名以内(学生枠15名、一般会員枠25名)で募集、抽選で決定します。
  • 【参加登録】:参加登録フォームより登録をお願いします。https://forms.gle/zy2ubDxbqWR8VR9TA
  • 【応募締め切り】:2025年2月10日(月)2025年2月28日(延期しました)

参加の可否の通知およびお支払い方法を2月末に通知します。(通知しました)

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