人間のいるところ、かならず生活がある
出版案内

食の100年

 

<論文>
<著者>
『食の100年』刊行にあたって
田村 善次郎
20世紀日本の食
石毛 直道
日本人は何を食べてきたか
-食料資源と人口の歴史-
鬼頭  宏
東京駄菓子の盛衰
-浅草芝崎町を中心として-
松平  誠
自家製味噌と生活
-福島県の実態調査を通して-
石村 真一
製造技術の変遷からみた豆腐の100年
髙橋 勝美
豆腐と食生活
島﨑 とみ子
日本食文化における唐辛子受容とその変遷
竹内 美代
自給の食生活の展開
-農村からの視座-
竹内 由紀子
ターニング・ポイントに立つ学校給食
-輸入依存から地域自立へ-
古沢 紘造
贈答慣行にみられる食物の社会的価値の変容
秋野 晃司
・食の100年年表
編集委員会

住まいの100年

 

<論 文>
<著 者>
『住まいの100年』刊行にあたって
田村 善次郎
住まいのかたち
 住居の20世紀
川添登・松本暢子
 借家から持家へ -所有形態からみた戦前・戦後の住まいの変容
内田 青藏
 建材と日用品 -20世紀の工業製品の普及についての一考察-
真島 俊一
 食卓の変遷と電気やぐらごたつ
車  政弘
住まいと暮らし方
 現代の住まいをつくりだしているもの
 -暮らしにあらわれる空間感覚を読む-
塩谷 壽翁
 近代末期の地平から家族と住まいの100年を省みる
江上 徹
 家族の生活と住まい(1)-親の生活と居場所
沖田 富美子
 家族の生活と住まい(2)-子どもの生活と居場所
定行 まり子
 住まいと台所の自分史 -昭和初期から現在まで
宮崎 玲子
 住まいと儀礼
森 隆男
 〈体験レポート〉私の引越し物語
 
定行 泰甫
真島 俊一(解説)

 

住まいが見落とした二つの視点
 住まいとしての社会施設
小川 信子
 野外民家博物館の100年 ―民家の生活復元展示をめぐって―
杉本 尚次

 

 

・住まいの100年・絵年表
絵年表委員会
おわりに
塩谷 壽翁

家庭生活の100年

 

『家庭生活の100年』刊行にあたって
田村 善次郎

 

第I部 通史

家庭生活の20世紀
川添 登

 

第II部 生活学からみた家庭生活

人口からみた家族の100年
鬼頭 宏
家計にみる家庭生活 ―都市勤労者世帯の展開と変容
中川 清
〈コラム〉終戦期における北海道民生活の地域的特異性
―1953年『北海道生活白書』発行の背景をとおして―
飯村 しのぶ
生活時間からみる家庭生活100年 ―圧迫される家族共有時間―
天野 寛子
食卓からみた食生活 ―近年の女子学生の食事を構成する能力形成の側面から―
針谷 順子
間取りと疑似家庭 ―夫婦小舎制の児童自立支援施設を例に―
阿部 祥子
〈コラム〉家庭生活における情報の大転換 ―20世紀のデジタルウェーブ―
佐藤 佳弘
政治と家庭生活
相内 真子

 

第III部 人の一生と家庭生活

ライフサイクルの今昔
寺出 浩司
エナ処理習俗の消失過程 ―「子産み」の今昔―
猿渡 士貴
子育てにおける地域・大人の役割 ―子育ての今昔―
浅井 玲子
子どもの遊びの変遷 ―子どもの生活の今昔―
新井 範子
家事をめぐる<主婦>と<女中> ―主婦の生活の今昔―
清水 美知子
余暇の変遷と家庭生活 ―大人の遊び今昔―
水島 かな江
京都盲聾学校と日本点字図書館の創始 ―障害をもつ人の今昔―
西脇 智子
高齢者介護の今昔
布施 千草
〈コラム〉地球環境と家庭生活 ―大量生産・大量消費社会の限界―
木村 美智子

 

家庭生活の100年年表 家庭生活100年研究会

あとがき ―真に豊かな社会への助走
天野 寛子

衣と風俗の100年

 

『衣と風俗の100年』刊行にあたって
田村 善次郎
序章 本書の内容解説とひとりごと
松平 誠
序章 本書の内容解説とひとりごと
松平 誠

 

I

 

人絹とミシン
横川 公子
総動員体制下の衣服政策と風俗
井上 雅人
千住製絨所について
―明治20~30年代および被服廠との関連を中心に―
三宅 宏司

 

II

 

日本人と帽子の100年
松井 かおる
はきもの ―開放性から閉塞性へ
市田 京子
衣服の収納
川崎 衿子
入浴と洗濯の100年
印南 敏秀
〈聞き書き〉おばあさんの洗濯
脇田 節子
 

III

 

喪服の近代 ―死にかかわる者の衣服をめぐって
中村 ひろ子
古着と既製服 ―駅前市場・三角地など
朝岡 康二
戦後服飾を中心とする風俗の変遷
松平 誠

 

 

あとがきにかえて
朝岡 康二

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