人間のいるところ、かならず生活がある

吉阪隆正賞

吉阪隆正賞について

日本生活学会は、学会創成期に指導的役割を果たし、生活学の実践につとめた吉阪隆正氏の没後30年の節目にあたり、吉阪隆正氏の業績を将来にわたって継承するとともに、「生活とかたち」を追求した創作的実践活動の振興を目的とする吉阪隆正賞を制定し、2010年から2015年までの5年、3回にわたり吉阪隆正賞を授与してきました。日本生活学会による賞の授与は2015年度で終了しました。

(2016年2月9日)

吉阪隆正賞受賞一覧

年 度 授賞年月日 受 賞 者 業  績
1 2010 2011.5.13 田中 泯 『身体気象言語から桃花村へ』
2 2012 2013.6.27 坂口 恭平 『路上生活者の視線から暮らしの原点を問う一連の活動』
治郎丸 慶子 『ベッドタウンからライフタウンへ -楽しく暮らせるまちへと進化する高蔵寺ニュータウン-』
3  2015 一般社団法人アーキエイド 『東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク』

[参考]吉阪隆正賞規定

日本生活学会は、学会創成期に指導的役割を果たし、生活学の実践につとめた吉阪隆正氏の没後30年の節目にあたり、吉阪隆正氏の業績を将来にわたって継承するとともに、「生活とかたち」を追求した創作的実践活動の振興を目的とする吉阪隆正賞を制定する。

1.授賞は、近年に公表されたデザイン行為によって、現代生活にあらたな光を見いだした個人または集団を対象とし、隔年ごとに選考および授与するものとする。なお、該当者のないときは授与しない。

2.受賞者の資格は問わない。ただし、吉阪隆正氏から直接薫陶を受けた者はのぞく。

3.受賞者には、賞状・賞牌を授与する。

4.受賞者の選考は、選考委員会が行い、理事会で決定する。

5.選考委員会は、理事会が指名したものによって構成される。

6.授賞式および選考報告は、日本生活学会の総会において行う。

[参考]吉阪隆正賞選考要項

(2010年7月10日)

1.候補の選定

(1)公募、および、全会員による推薦を受け付ける。

2.選考委員会の開催

(1)選考委員会および委員長は理事会が指名する。

(2)選考委員会は、専門委員を指名する事ができる。

(3)選考委員会は十分討議の上、授賞候補作を多数決で決定する。

(4)選考委員長は以上の経過ならびに結果を、理事会に報告する。

3.理事会による決定

(1)理事会は選考委員会の報告を受け授賞を決定する。

4.上記に定めのない事項に関しては、選考委員長および選考委員会の判断に委ねる。

以 上

update: 2015-02-09

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