(2009年9月26日改正)
日本生活学会は、生活学の振興と研究の奨励を目的として、日本生活学会研究論文賞を制定する。
1.授賞の対象は、1月1日より12月31日までの、『生活学論叢』など当学会の編集、刊行する印刷物に発表された論文、
および研究発表大会、月例研究会その他、当学会の主催する研究会等で発表された報告、前記諸報告のデーターを用いてまとめられた論文、著書等とする。なお、該当者のないときは授与しない。
2.受賞者の資格は日本生活学会会員とする。
3.受賞者には、賞状を授与する。
4.受賞者の選考は選考委員会が行い、理事会で決定する。
5.選考委員会は理事会が指名したものをもって構成する。
6.授賞式および選考報告は、毎年、日本生活学会の総会において行う。
以 上
日本生活学会研究論文賞一覧
回 | 年月日 | 受 賞 者 | 受賞作品 | 掲 載 号 |
1 | 2009.5.9 | 和崎 聖日 | 多民族都市タシュケントの欲動 ―ポスト・ソヴィエト・ウズベキスタンにおける物乞い生活者像が照らすもの― |
『生活学論叢』Vol.13,3-14頁 |
〃 | 渡部 圭一 | 神事と禁忌の高度経済成長 ―近江における宮座の戦後史分析 |
『生活学論叢』Vol.13,29-43頁 | |
2 | 2010.5.8 | 水島かな江 | 明治期の家政書からみた庭と家族に関する研究 | 『生活学論叢』vol.15 |
3 | 2011.5.14 | 該当者なし | ||
4 | 2012.6.2 | 該当者なし | ||
5 | 2013.6.1 | 該当者なし | ||
6 | 2014.5.10 | 該当者なし | ||
7 | 2015.5.23 | 佐々井飛矢文 | 現代生活の中での害獣駆除 ―害獣駆除活動の楽しみの要素に注目して― |
『生活学論叢』vol.25 所収 |
8 | 2016.5.21 | 石野 由香里 | 演じる行為が自己相対化と他者理解を促す効果 ─問題発見型フィールドワークで遭遇したシーンを再現する手法の開発─ |
『生活学論叢』vol.27 所収 |
9 | 2017.5.20 | 木村 源知 | 戦時期における金属代用品の多様性と変遷 ─画鋲に着目した事例研究─ |
『生活学論叢』vol.28 所収 |
10 | 2018.5.26 | 浅田 静香 | 調理用エネルギー源の選択における食文化の影響 ─ウガンダ・カンパラ首都圏における調理方法と木炭の需要─ |
『生活学論叢』vol.31 所収 |
11 | 2019.6.8 | 金子 祥之 | オビシャ行事をめぐる地域社会の縮小戦略 ─村規約にみる現代化への対応─ | 『生活学論叢』vol.33 所収 |
12 | 2020.6.6 | 該当者なし | ||
13 | 2021.6.12 | 溝尻 真也 | 1960-1970年代日本におけるDIY/日曜大工-松下紀久雄と日本日曜大工クラブの軌跡から- | 『生活学論叢』vol.36-37所収 |
14 | 2022.6.11 | 庄形 篤 | 運動部活動における体罰肯定と「成長」という認識:事例研究からみる引退後における体罰の再解釈過程 | 『生活学論叢』vol.39所収 |
Update: 2022-11-23