2019年5月18日(国際博物館の日)に、栗東市と龍谷大学の共催による「『栗東市の左義長からみる地域社会』刊行記念シンポジウム―域学連携で伝統を未来へ―」が開催されました。

当日は一般来場者59名が参加し、書籍内容を中心とした笠井会員による基調講演の後、パネルディスカッションが行われました。本会の土居浩事業委員長もパネリストとして参加し、日本生活学会や生活学プロジェクトの紹介のほか、大学と地域が連携して調査をすることについて他のパネリストとともに議論を深めました。

アンケート回答者50名のうち、「面白かった、興味を覚えた」とされた方は36名(72%)であり、「期待外れ」「難しかった」というような選択肢は0名(0%)と、参加者には一定の評価が得られたようです。

なお同シンポジウムの基となった大学と博物館による連携調査については、笠井会員と栗東歴史民俗博物館学芸員とが本年9月に京都で開催される国際博物館会議都市博物館分科会にて報告することになっています。