2017年1月28日に開催される生活学カフェの日時・場所・題目などをお知らせいたします。(以前の記事はこちら

日  時:1月28日(土)16:00~17:00
場  所:日本女子大学 100年館高層棟 11階 家政経済学科会議室
話題提供:土田拓氏(信州大学/助教)
題  目:山村集落の無住化へのまなざし

概要:
過疎や限界集落をめぐり、時に、著しい人口減少の結果「廃村」「消滅集落」「無住化集落」に至る可能性に話が及ぶことがあります。これらの現象については、消滅の過程や要因に関する研究が蓄積されてきましたが、今回は、人びとの生活を基点に無住化を考えなおしてみます。
集落を離れた後も人びとの生活は続いていきます。山村集落のひとつの結末である無住化は、そこに暮らしてこられた方々にとっては、生き方の転換点として捉えられるのではないでしょうか。
そこで、生活学プロジェクトでご支援頂いた長野県大町市美麻(旧美麻村)の事例を中心に、無住化していく過程やその後の人びとの営みについて話題を提供させて頂くことで、目の前から暮らしの場が失われていく状況に対し、生活学はどのように関われるのか、ご一緒に考えられればと思います。

生活学会員には開かれたイベントです。よろしければお運びください。